特殊性癖2

あらすじ

恭野の提案で、家庭訪問を行うことになった伊藤。早速、胡桃沢朝日の家に向かうことになる。だが彼女の家族は、揃って特殊性癖で――「朝日は出来が悪いビ○チなの()」「ポエムは言葉のセ○クスなのです()」「オち○ポみるク……()」そして、父から投げられた究極の問い――「伊藤先生。あなたは娘を立派なビ○チに出来るんですか?」伊藤が出した答えは? 過激でHな、大人気性癖エロコメディ第2巻スタート!!


感想

胡桃沢朝日メインの話であったが、一応新しい生徒も一人登場したので最初は落ち込んだが終わってみればトントンな内容だった。

性に関してエリートという自負をもった胡桃沢一族であるが、朝日は落ちこぼれだった。

姉や妹、祖母と家族が登場してくるが誰一人として飾ってることなく異常性を示している。いわば自然体で変態であったが朝日は違った。

彼女の性癖と関係するが、家の教育方針と真逆の感性を備えてしまったがゆえに苦しむことになる。

ここで感じたことは教育とはということだ。

親はそれが正しいと思って、子に色々と教えこむ。そこには子供に苦労させたくないという強い愛情を感じるが、果たして本当に子供のためになっているのか。

親は例外を除いて子より早く亡くなる。そういった当たり前の事実に直面したとき、今までレールを敷かれていた子供はレールが無くなってからも幸せになれるのか。

親が示した道を子供が憧れ受け入れ楽しみ、親のまねではなく自分のものになればそれが理想だ。作中で姉や妹がそうだった。彼女たちは親の背中を見て育ちそれが当たり前の環境の中自分たちの喜びを手にしていた。

だが、ここで問題になるのは朝日だ。彼女はそういった環境で育ったので例外なく影響を受け、ビッチになろうとしていた。

でも、なれなかった。なぜなら姉妹のように喜びを見いだせることができず真逆の価値観を大事にしていたから。

出来上がったものを型に押し込もうとすれば当然崩れ、小さくなって型に収まる。可能性をことごとくつぶし無難という個性も何もない状態で。

親がやるべきは提案であり強制ではない。

このことを強く感じた。