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ネタバレ有り概要

貫之の学費を稼ぐため「きたやま」の4人で同人ゲームを作ることになる。

恭也以外初めてということもあり皆四苦八苦する。

貫之は婚約者だという慈照寺さゆりに誘惑されたり慣れないエロ文に苦戦する。

シノアキは時間短縮のために構図を平易に指定したにもかかわらずアレンジして時間が足りなくなる。

ナナコは0から音を作るということでてんやわんや。

恭也は経験からクリエイターのやりたいことを削り、平易なものに指定しなんとか作り上げお金にできた。

貫之はこの結果を恭也の力でできたものであり俺が稼いだことにならない。

お前のなんでもできる才能に嫉妬していたと言い、プロになるためのペンネームを恭也に明かし大学を辞めた。

恭也は自分自身のリメイクは成功したが、その過程で失ったものはあまりにも大きかった。

 

感想

ラブコメ要素も強くなり始め、いよいよ始まったかに思われたが終わった。

サブタイトル通り共通ルートが終わったみたいだが1人が脱落した。

橋場恭也は3人に対して干渉しすぎたというより大切に育てすぎたというほうがいいんだろう。

未来の3人の輝かしい成果しか知らない彼は当然3人が生きてきた道の1割も見てないだろう。

どんなうれしいことがあり、悲しいことがありその経験が作品にどう影響されてきたのか。

道しるべとなる看板なりを立てるまでならいいだろう。

彼らが迷ったときにふと立ち止まって確認できるような。

しかし、彼はこうしろああしろとレールを敷いてトロッコに乗せて移動させたに等しい行動をとった。

結果貫之は作品作りの意欲を失い大学を辞めた。

親子の関係でよくあるような話だが、その人の人生の主役はその人自身だ。

他人が干渉して思い通りいくわけがないし、仮に行ったとしても近い将来崩壊する。

それが親であっても。

ラストが恭也がシノアキと結婚してる描写だったから次回はシノアキルートなのかな?

罫子の見開きページの描写は久しぶりにゾクゾクきたので次巻からどうかかわってくるのか楽しみだ。

その罫子のシーンより
このままさ、未来になったら――どうなるんだろうね