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あらすじ

僕、橋場恭也はしがないゲームディレクター。会社は倒産、企画もとん挫して実家に帰ることになる。輝かしいクリエイターの活躍を横目にふて寝して目覚めると、なぜか十年前の大学入学時に巻き戻っていた!?落ちたはずの大学に受かっていて憧れの芸大ライフ、さらにはシェアハウスで男女四人の共同生活と突如、バラ色の毎日に!

ここから僕の人生を作り直すんだ――後の超有名クリエイター(の卵)と共に送る新生活がいま始まる!と、意気揚々と始めてみたもののそんなにうまくいかないみたいで……。

木緒なち×えれっとの超最強タッグによる、青春リメイクストーリー!

 



ネタバレ有り概要

主人公橋場恭也はエロゲ制作会社に勤めていたが計画性のない社長のせいで倒産、無職となる。

実家に帰る途中にエロゲの新作発表をみる。

キャラクターデザイン:秋島シノ

シナリオ:川越京一

主題歌:N@NA

この三人は超有名でトップクラスという以外に共通点がある。

同じ芸術系大学出身でこの学年は第一線で活躍する人材が豊富でプラチナ世代として知られている。

そして恭也が受験し合格したが入学しなかった学校でもあり彼らとは同い年だった。

今の人生に悲観していると気が付いたら10年前に戻っていた。

人生をやり直そうと恭也は入学しなかった芸術系大学に入る。

シェアハウスきたやまで志野亜貴(シノアキ)B007E160-79D2-47DB-8E3C-C45AEF356B47

鹿苑寺貫之
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小暮奈々子
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と出会う。

恭也は偶然シノアキの忘れ物を部屋に届けに来た時、彼女が秋島シノだと知る

実習課題で3分間の映像作品をシェアハウスの4人でつくることになる。

テーマは時間で舞台を駅にする。

3分という時間制限の中シナリオを削ることでの言い争い、撮影機材の搬入ミスや役者が熱を出してでられないなどトラブルにみまわれながらも「最後まであきらめない」という信念をもって今できるベストを尽くし作品を完成させる。

結果は3位だった。

悔しいという感情を露わにしつつ、次回作でもっといいものをつくるという闘志に燃える3人がいた。

 


感想

蒼かなのシナリオ企画の木緒なちがラノベ書いていたということで気になって買った。(エロゲの蒼かな感動したしよかった)

序盤のおっさん時代に社長のしりぬぐいをした後業界の人に誘われた中、主人公はいかなかったところで好きなことに壊された者の哀愁を感じた。

ここの断った描写が生生しく感じて、好きなことを仕事にすれば嫌いになるというのが少しわかった。

作中芸大で生徒の5分の1が中退するだの、何百人といる卒業生の中で夢を叶えて監督などになったのは数人しかいないなどを改めてみると厳しい世界だとよくわかる。

彼らは娯楽という衣食住の後にくる優先度の低いものを作るからこそ、命がけで本気で極めてくるからこそ面白いものを作ってくるんだと思わせてくれる。

クリエイターというものがどういうものなのか気軽にふれられたのが一番読んでて面白かった。

おっさん時代の主人公が普通の大学で平凡に過ごしたことを悔いて過去に戻りたいといっていたが私は賛同しない。

今進んだ道は生きるという選択をしたのであってこいつが過去に戻ってやり直したいというのは自分を殺す行為そのものであることに多分気付いてないんだろう。

現状を変えたいのなら今の自分と未来の自分を見るべきであり過去を対象とするべきではない。

 

加納助教授の言葉より

 

10年後の世界からタイムスリップしてきたんだよ

私が言いたかったのは、「そういう覚悟」を持って、行動しようと思ってるってことだよ